2016年10月23日

コウノトリ・J0057着塔

コウノトリ・J0057が午後5時25分に
和歌山市船所の塒(西の鉄塔)に戻ってきました。
南から北の風に向かって飛んできました。
そして風に乗るようにフワッと鉄塔に着塔しました。
【動画】
(2016/10/23 和歌山市)  

Posted by wakayamastork2 at 18:37コウノトリ和歌山

2016年10月23日

コウノトリ"走る"


和歌山市育ちのコウノトリ・J0057は雨の上がった塒(西の鉄塔)で朝の準備を終えて、
午前6時13分に北へ向かって飛び出しました。
私は東の空のきれいな朝雲に気を取られて
鳴滝川の堤防方面へ探しに自転車を走らせましたが、
コウノトリは反対の西へ飛んでいました。
今朝の観察はこれまでと諦めましたが、
念のためにと西も見ておこうと行った先の県営団地側の用水路に降りていました。
今朝はここで"走るコウノトリ"を堪能できました。
上空では迷惑そうなアオサギ達が叫んでいました。
そしてやっと一匹捕らえたのを見届けてから帰りました。
少し長めですが【動画】も是非ご覧ください。
(2016/10/23 AM5:47~6:55 和歌山市)

























  


Posted by wakayamastork2 at 15:28コウノトリ和歌山

2016年10月22日

コウノトリ・J0057情報


コウノトリ・J0057は小雨の降るなか、午後5時28分に
和歌山市船所の塒(西の鉄塔)に戻ってきました。
(2016/10/22 和歌山市)
  


Posted by wakayamastork2 at 18:23コウノトリ和歌山

2016年10月22日

コウノトリ・J0057情報


昨夜も和歌山市船所の塒(西の鉄塔)に戻ってきたコウノトリ・J0057は
午前6時7分にフワッと北東に飛び出しました。
今朝も薄曇りで、ヒンヤリとした空気です。
その空気の中をスーッと鳴滝川を越えていきました。
追いかけると堤防東側の電柱に留まっていました。
そして今度は西へ、再び鳴滝川を越えてきました。
大物の鯉を捕らえた用水路が気になるようです。
留まってすぐに降りましたが獲物のいる場所ではありません。
それがわかったのか、飛び出しました。
向かったのは側の電柱です。
コスモスと同じように東風に向かって揺れているようです。
彼女の気配でも感じているのでしょうか。
(2016/10/22 AM5:43~6:25 和歌山市)























  


Posted by wakayamastork2 at 10:42コウノトリ和歌山

2016年10月21日

コウノトリ・J0057情報


コウノトリ・J0057が午後5時35分に塒(西の鉄塔)に戻ってきました。
すでに日が暮れて薄暗くなった鉄塔でしたが
大きな翼を広げて静かに留まりました。
【動画ありますが、感度を上げていますので粒子が荒いです】
メスのJ0050の情報は今日はありませんでした。
(2016/10/21 和歌山市船所)
  

Posted by wakayamastork2 at 19:10コウノトリ和歌山

2016年10月21日

コウノトリのいる風景


こんな朝を経験するようになって5年目を迎えています。
コウノトリとの夜明けは日常になりました。

昨夜4日ぶりに和歌山市船所の塒(西の鉄塔)に戻ってきたコウノトリ・J0057は、
霞がかかったお月さまの弱い光を浴びながらウォーミングアップをすると、
北の空に向かって何かを言いたげに嘴を開きました。
そして午前6時17分、勢い良く北の方角へ飛び出しました。
低く降りていきます。
近くのようです。
県営団地側の用水路護岸道路に降りていました。
そして先客のアオサギを無視して水路の中に下りるとすぐに飛び出しました。
どこか遠くへ行くのかと思いましたが側の電柱に留まりました。
そこで改めて用水路へ。
上から見ても獲物は見えませんが続けて大きな鯉を捕らえました。
そこへ犬連れの散歩者が。
道路へ上がるとしばらく顔を見合わせていましたが散歩者がUターンしてくれました。
そして改めて用水路の中に下りました。

「コウノトリのいる風景」この地域では日常風景になっています。
もう一羽のJ0050は和歌山市東部にいると思います。
日中は仲の良い飛翔が見られることでしょう。
(2016/10/21 AM5:24~6:45 和歌山市)





























  


Posted by wakayamastork2 at 13:37コウノトリ和歌山

2016年10月20日

コウノトリ・J0057&J0050情報


コウノトリ・J0057が4日ぶりに和歌山市船所の塒(西の鉄塔)に戻ってきました。
午後5時32分でした。
実は今日の午後3時半頃、和歌山市府中の左近さんが
上空を二羽で飛ぶ姿を撮っていらっしゃいました。(三枚目の写真)
この方からは観察仲間を通じて今月14日にも
二羽で上空を飛んでいるとの情報が寄せられていました。
今日の午後は、二羽が上空に現れてしばらくしてから
南にある生石山を越えていったそうです。
そして再び上空に戻ってきて、一羽は北東の山の中に、
一羽は西に向かって飛んで行ったそうです。
この西へ飛んでいったというコウノトリは間違いなくJ0057であろうと思い、
5時半頃に西の鉄塔を見上げていると南の方面から戻ってきました。
北東へ行ったコウノトリはおそらくJ0050ではないでしょうか。
しかし去年塒にしていた電柱には留まっていない様子です。
まだ二羽が寄り添っている塒は発見できていませんが、
今年の冬も和歌山市東部の山裾では二羽の駆け引きが見られそうです。
(和歌山市)


  


Posted by wakayamastork2 at 18:57コウノトリ和歌山

2016年10月19日

佐渡ヶ島に朱鷺を訪ねて


(両津港のロビーではトキが出迎えてくれます。)

今月16日の朝、コウノトリ・J0057の塒離れを見届けたあと"トキの島"佐渡へ行ってきました。
コウノトリの観察を続けていてふと特別天然記念物の先輩、
"ニッポニア・ニッポン"トキが観たくなりました。
日中の仕事を終え、夜行バスで新潟に向かいました。

新潟に着いたのは翌朝の午前7時前です。
それから佐渡汽船の船で両津港へ。
そこでレンタカーを借りてまず向かったのはおよそ20分の「トキの森公園」です。
ここでは飼育されているトキが真近で見られます。
初めて本物のトキを見ることができました。
しかしケージの中です。
係の方にトキが観られる地域を聞き車で向かいましたが、やはり土地勘のないものの悲しさ、
ただ島の南部をグルグル廻っただけに終わりました。

そして暗くなって民宿に落ち着き、女将さんにトキに出会えなかったと言うと
「すぐ近くに居るよ!」と一言。
すぐに場所を教えてくれましたが地元民以外にはピントきません。
そこで主要な地名だけを聞き翌朝夜明け前に女将さんに作ってもらった弁当を持って宿を後にしました。

佐渡ヶ島は広大です。
なだらかな丘陵地に整備された刈田が広がります。
長い一本道を一人のお婆さんがゆっくり散歩していました。
「この辺りにトキは来ませんか?」と聞くと「あの作業小屋の前の二枚の田んぼに毎日来るよ」との返事。
そこで広い丘陵地に一人ポツンと待っていると一台の軽バンがそっと近づいてきました。
「トキを捜しているんですか?」トキの観察員の方でした。
何という幸運! 
観察時の注意を聞き、トキの情報を聞くと「目の前の森の前に広がる田に来ますよ」と教えてくれました。
しばらく待っていると前方に去っていった観察員の車が停まりました。

私もそぉっと近づいていきました。
すると数十メートル離れた田の畦道の草陰から白い身体がチラホラ見えます! 
自然の中のトキです。
観察員の方は6羽いると教えてくれました。
そして6羽の識別を終えた観察員にお礼を言って私もしばし「トキ三昧」でした。
採餌している時は白い色だけが目立っていますがひとたび飛び上がるとまさに「朱鷺色」です。
きれいでした。

この4年間、コウノトリの美しさに魅了されてきましたがトキの美しさはまた別の気高さがありました。
コウノトリよりも小さく(体長は約76センチメートル、翼開長は約130センチメートル)臆病な鳥ですが、
その羽の美しさで古来より珍重されてきました。
そのために絶滅の運命を辿ったのはコウノトリと一緒です。
改めてコウノトリのことも考えさせられた「佐渡のトキ探訪」でした。

(トキの森公園)


(トキの森公園入口に立つ「日本最後の野生のトキ」"キン"の碑)


("キン"は剥製になって皆さんを迎えます。)


(ケージ内のトキ)


(佐渡の丘)


("キン"が将来のトキのために保護されることになり観察員の宇治金太郎さんが餌付けをした場所です。金太郎さんは保護する間際まで悩んだと言います。)




(佐渡トキ保護センター、野生復帰ステーション(非公開)の入り口にもトキが。)


(新穂ダムにもトキ。)


(佐渡全島あげてトキの環境保護に取り組んでいる。)


(佐渡、新穂の夜明け。)






















(両津港に向かう途中、加茂湖から北を望む。)


(初めての白鳥にも遭遇。)


(帰りのカーフェリー「おけさ丸」の船内にもトキ。)






(感動の佐渡ヶ島を離れる。)

コウノトリ・J0057は今夜も和歌山市船所の塒(西の鉄塔)には戻ってきていません。  

Posted by wakayamastork2 at 21:37コウノトリ

2016年10月16日

コウノトリ・J0057情報


昨夜5時37分に塒(西の鉄塔)に戻ってきたコウノトリ・J0057は
今朝は午前5時52分に東へ向かって飛び立ちました。
そして低く飛んで用水路脇の電柱に留まりました。
しばらく周囲を見回していましたがスーッと用水路に。
ここの大物は彼自身が食べ尽くしたようです。
時々小さな獲物を捕らえていますが何かはわかりません。

昨日、J0057とJ0050が揃って和歌浦の干潟で目撃されたそうです。
「若の浦に 潮満ち来れば 潟をなみ 葦辺をさして 鶴(たづ)鳴き渡る」の鶴は
コウノトリだったのではないかと言われています。
この万葉集の風景を一度観てみたいものですが。

私は今夜からトキに会いに新潟県佐渡市に行きます。
コウノトリが和歌山市にまだ戻ってこないだろうと以前から計画していました。
数日間和歌山市のコウノトリ情報はお休みさせていただきます。
(2016/10/16 和歌山市船所)










  


Posted by wakayamastork2 at 07:53コウノトリ和歌山

2016年10月15日

コウノトリ・J0057情報


コウノトリ・J0057は夜明け前、澄み切った東の空へ飛んでいきました。
塒離れには間に合いませんでした。
和歌山市東部でJ0050(?)と出逢っているのでしょうか。
(2016/10/15 和歌山市)




  

Posted by wakayamastork2 at 07:45コウノトリ和歌山