2016年10月11日
コウノトリ・J0057情報

今朝は姿を見られなかったコウノトリ・J0057は
夕刻和歌山市船所の塒に戻ってきました。
午後5時20分過ぎ、観察仲間から
近くの用水路側の電柱に留まっているとの連絡を受けとんでいきました。
すると今まさに飛び立とうとするところでした。
すぐに西へ飛び立ち屋根を越えました。
塒(西の鉄塔)へ直行です。
午後5時28分、びっくりするほど早い帰還です。
住宅街の真ん中にある高圧鉄塔の上で念入りに羽の手入れです。
それからおもむろに右脚を胸の中に仕舞い込み休む体制になりました。
多分日中は一緒であったろうメスのJ0050の気配は周辺にはありません。
一羽の時はあれだけ我が物顔にこの地域の電柱を渡り歩いていたJ0050ですが、
やはりJ0057がいるとこの地域には入ってこれないのでしょうか。
不思議な関係です。
今日の日中、早朝にこの二羽が飛んで行ったであろと思われる紀ノ川流域を巡ってきました。
あわよくばどこかで巡り会えるかと思いましたがそれはありませんでした。
これまで飛来した池のうち岩出市の住蛇池は程よく水かさが減りサギたちが群れていました。
3年前に三羽のきれいな飛翔をみせてくれた紀の川市の池は
水が満々とあり降りられそうにありませんでした。
そして今年はじめ二羽が仲良く魚なを捕っていた直川の池は全く水がありませんでした。
塒にしていた近くの電柱付近も見てみましたが
飛来しているハッキリとした跡は見られませんでした。
どこかのため池に降りているのだろうなと思いながら帰ってきました。
(2016/10/11 和歌山市)






















2016年10月11日
コウノトリ情報

コウノトリ・J0057は昨夜暗くなってから西の鉄塔に戻ってきました。
しかし今朝はコウノトリの写真はありません。
撮影のタイミングを逃しました。
観察仲間の話を総合します。
午前5時44分、鉄塔を飛び立って近くの団地側の電柱に留まった
あと激しいクラッタリングをし始めました。
そして飛び立ったところもう1羽と合流し、一旦西へ飛んだあと北へ旋回し、
和泉山脈沿いに東へ飛び去っていったということです。
このもう1羽の確かな識別は出来ていませんがおそらくJ0050だと思われます。
そうだとすると今年初めまで二羽で一緒にいた和歌山市東部か、
それとももっと東の紀の川市方面に行ったのかもしれません。
この二羽にとって和歌山市から紀の川市にかけての紀ノ川流域は
勝手知ったる自分のテリトリーです。
ただし私たちには東西25㌔の流域をくまなく探す能力はありません。
塒に戻ってくるのを待つことにします。
(2016/10/11 和歌山市)

紀ノ川のホオジロ

