2016年10月06日

コウノトリ、5ヶ月ぶりの帰郷


今年5月の初めから生まれ故郷の京丹後市に里帰りしていたコウノトリ・J0057「和歌山こうちゃん」が
今夕、和歌山市船所に5ヶ月ぶりに戻ってきました。
観察仲間の長老が二羽でクラッタリングをしながら上空を旋回しているのを目撃してわかりました。
あわてて周囲を探したところ一羽が「西の鉄塔」に留まっているのを発見。
何とか足環を確認すると間違いなくJ0057でした。
するともう一羽は? 観察仲間と周辺を捜索しましたが暗くなって確認できませんでした。

このことを京丹後のMさんにお知らせしたところ、
今日の正午頃にはJ0050と一緒に仲良く餌を捕っていたと教えていただきました。
するともう一羽はJ0050(久美ちゃん)ということでしょうか?
この2羽、明日はどんな行動をとるのか全くわかりませんが、
激しいクラッタリングをしていたところを見ると、
相変わらずJ0057がこのテリトリーを独り占めしようとしているようにも思えます。
J0050(?)はどんな行動をとるのでしょうか!?
(2016/10/06 17:41~18:05 和歌山市船所)



  

Posted by wakayamastork2 at 18:53コウノトリ和歌山

2016年10月06日

・・・台風通り抜けし跡



あきらかに台風通り抜けし跡」稲畑汀子

台風もやっと消えてくれました。
能登半島、佐渡を通り過ぎていったようですね。
和歌山市は幸い大きな被害はなかったようです。
しかし夜明け、静寂の戻った紀ノ川に出かけてみて昨日の風の強さを実感しました。
いつも日の出観察のために降りる川岸の木が根元から裂けていました。
強烈な南風が吹き付けたことがわかります。
しかしその痕跡以外は目立った変化は無く、いつもの静かな川面が広がっていました。
ただ雲だけは台風の余波を感じさせてくれました。
ゆるやかな北の風に乗って低い雲がゆっくりと南へ流れていました。

心配された丹後地方のコウノトリも無事だったようです。
『コウノトリ・久美浜日記』をご覧ください。
(2016/10/06 紀ノ川)





















  

Posted by wakayamastork2 at 10:24コウノトリ和歌山