2016年10月10日

コウノトリ・J0057情報


一昨日から姿を消していたコウノトリ・J0057が午後6時ごろ
和歌山市船所の西の鉄塔に戻ってきました。
私も観察仲間もすっかり和歌山市を離れたとばかり思い込み、
今夜の見回りは出来ていませんでした。
ところが家人が鉄塔の上に何やら黒い影が見えると言い出し、
確認に行くと間違いなくコウノトリでした。
この鉄塔に留まるのは彼しかありません。
撮影は鉄塔からおよそ270m離れた自宅二階から撮ったものですが、
暗くてシルエットがやっとです。
ちょうど強い北風に頭を向けて後ろ姿の黒い羽だけが見えています。
もう1羽のJ0050の消息は依然としてわかりません。
(2016/10/10 18:00 和歌山市)
  


Posted by wakayamastork2 at 18:55コウノトリ和歌山

2016年10月10日

朝寒の・・・



朝寒の起きねばならぬ時計鳴る」立子

今季初めて肌寒さを感じた夜明けでした。
昨夜周辺には帰ってこなかったコウノトリ・J0057を探しに行く場所もわからず、
じっとそのまま寝ていてもいいのですが、
4年間の習慣とは恐ろしいものです。
窓からちらっと青空と白い雲が見えたらもう寝ていられません。

紀ノ川の堤防に上がると本当に澄み切った北東の風がやさしく吹いてきます。
それに乗って何ともきれいな白雲が形を変えながら流れてきます。
まさに「三文の徳」がありました。
川面にはサギたちの群れが、
そして河原にはヒバリ、モズ、ホオジロ、トビが澄んだ朝陽を浴びていました。
こんな空気が感じられるようになるとコウノトリの移動が始まります。

『コウノトリ・久美浜日記』にその予兆が感じられます。
「和歌山コウちゃん」と「久美ちゃん」はこの子たちを呼びに行ったのでしょうか?

(2016/10/10 和歌山市)





















  

Posted by wakayamastork2 at 11:22コウノトリ和歌山