2016年10月10日
朝寒の・・・

「朝寒の起きねばならぬ時計鳴る」立子
今季初めて肌寒さを感じた夜明けでした。
昨夜周辺には帰ってこなかったコウノトリ・J0057を探しに行く場所もわからず、
じっとそのまま寝ていてもいいのですが、
4年間の習慣とは恐ろしいものです。
窓からちらっと青空と白い雲が見えたらもう寝ていられません。
紀ノ川の堤防に上がると本当に澄み切った北東の風がやさしく吹いてきます。
それに乗って何ともきれいな白雲が形を変えながら流れてきます。
まさに「三文の徳」がありました。
川面にはサギたちの群れが、
そして河原にはヒバリ、モズ、ホオジロ、トビが澄んだ朝陽を浴びていました。
こんな空気が感じられるようになるとコウノトリの移動が始まります。
『コウノトリ・久美浜日記』にその予兆が感じられます。
「和歌山コウちゃん」と「久美ちゃん」はこの子たちを呼びに行ったのでしょうか?
(2016/10/10 和歌山市)




















