2016年05月31日

・・・五月果つ


少し泣き少し笑ひて五月果つ」新家生子

今日で5月も終わりです。
日中は各地で暑くなるという予報が出ています。
夜明けの紀ノ川上空もそれを予感させるような厚い雲が覆っていました。
ゆっくりと北へ流れていきます。
和歌山市育ちのコウノトリ(J0057)は昨日は
豊岡市のコウノトリの郷公園周辺で目撃されたようです。
これまでこんなに長く豊岡市に居たことはありません。
仲間入りができたのだなと喜ぶべきですね。
しかし老婆心ながら西防埋立地の2つの巣を放っておいてもいいのかなと
少し心配になってきます。
その時期がくれば修繕すればいいのですが・・・。
今日は火星が地球に大接近するという「スーパーマーズ」だそうです。
今夜は南の空を見上げてみましょうか。
(2016/05/31 和歌山市)








  

Posted by wakayamastork2 at 08:03コウノトリ和歌山

2016年05月30日

水のほとり・・・


水のほとり石をつみかさねては」山頭火

霧雨の中、歩いて紀ノ川へ出かけました。
河原の上をツバメが飛んでいきます。
必死でカメラを振りますが、ついていけません。
超望遠では凄い威力を発揮するコンデジもこのスピードにはお手上げです。
セッカ、ホオジロ、トンビたちは留まっていてくれました。
紫陽花がきれいでした。
和歌山市育ちのコウノトリ(J0057)はまだ戻ってきていません。
今月5日の午後に和歌山市を離れて3週間あまりが過ぎました。
生まれ故郷の周辺にいるようなのですが情報はありません。
(2016/05/30 和歌山市)









  

Posted by wakayamastork2 at 09:23コウノトリ和歌山

2016年05月29日

燕とびかふ・・・


燕とびかふ旅から旅へ草鞋を穿く」山頭火

半分になったお月さまが南西の空に残っていました。
紀ノ川の夜明けは薄曇りでした。
ヒバリやツバメたちが忙しく飛び廻っていました。
午後からは天候が崩れるとか。
周辺の田にはまだ水が入っていません。
それを待っているのでしょうか、
和歌山市育ちのコウノトリ(J0057)の詳しい消息はわかりません。
(2016/05/29 和歌山市)

















  

Posted by wakayamastork2 at 09:21コウノトリ和歌山

2016年05月28日

とうとう道が・・・


とうとう道がなくなつた茂り」山頭火

冬の間はスッと通れた道が今は長く伸びた草をかき分けながらでないと行けません。
そんな紀ノ川河原の葦原で今朝もオオヨシキリが必死で鳴いていました。
大きな声です。【動画あり】
ただこんな曇り空の下では葦の先には出てきてくれません。
ひたすら下部の葉っぱの中で鳴いていて姿を見せてくれませんでした。
和歌山市育ちのコウノトリ(J0057)は豊岡市で元気に暮らしているようです。
(2016/05/28 和歌山市)






  

Posted by wakayamastork2 at 10:12コウノトリ和歌山

2016年05月27日

夏の雨降らせし・・・


夏の雨降らせし雲の切れはじむ」稲畑汀子

今朝は目まぐるしい天候の移り変わりです。
夜明け前の紀ノ川は厚い雲に覆われていましたが
所々に薄っすらと青空が覗いていました。
曇りの川面は周りの景色を幻想的に映しています。
JR鉄橋下流は紀の川大堰によって堰き止められた水が
満々と湛えられていますが、まるで鏡のようです。
いつもの鳥達に挨拶をしてから帰宅すると突然のスコールです。
そしてすぐに晴れ間が見えてきました。
こんな朝もいいものです。
和歌山市育ちのコウノトリ(J0057)の消息は依然としてわかりません。
(2016/05/27 和歌山市)














  

Posted by wakayamastork2 at 08:28コウノトリ和歌山

2016年05月26日

つばくらの・・・


つばくらの反転の意を読めざりき」大橋敦子

厚い雲が蓋のように紀ノ川の上に被っています。
細かな雨が降っています。
水面スレスレにツバメが飛んでいます。
スピードが速く、なかなかピントがあってくれません。
今年は去年に比べてこの辺りではツバメをよく見かけます。
今月号の『野鳥』誌に2013年から2015年にかけて実施された
「ツバメ全国調査」の結果が載っています。
それによりますと三大都市のみならず地方都市でも
ツバメの巣立ちヒナの数が減ってきたそうです。
「きれい好き」の都市化の波がこんなところにも影響を及ぼしています。
『益鳥』の代表であるツバメが私達の生活環境から消えていくのは悲しいことです。
「幸せを招く鳥」と言えばコウノトリもそうですが、
和歌山市育ちのJ0057の消息は依然としてわかりません。
おそらく生まれ故郷周辺にいるのではないでしょうか。
(2016/05/26 和歌山市)







  

Posted by wakayamastork2 at 08:06コウノトリ和歌山

2016年05月25日

頬白の・・・


頬白の喉元産毛そよぎけり」香釈好以

天気予報通り厚い雲が紀ノ川を覆っていました。
いつもの通り道を行く頃、頭の上にポツリポツリと。
あわてて自転車を飛ばして帰ってきました。
今朝はホオジロに会えただけでした。
今月5日から和歌山市を離れている和歌山市育ちのコウノトリ(J0057)は
豊岡方面にいるようですが詳しい消息はわかりません。
和歌山市の水田にはまだ水が入りません。
待っているのでしょうか。
今朝は弊店の庭に咲く草花を加えてみました。
(2016/05/25 和歌山市)












  

Posted by wakayamastork2 at 06:52コウノトリ和歌山

2016年05月24日

・・・夏の草


計画の明日のばしに夏の草」おおた敏

西の空に残るお月さまも少し痩せてきました。
北から東、南にかけて面白い雲が流れていました。
紀ノ川大堰の上に、そぉっとお日さまが昇ってきました。
薄い雲に隠れて紅く輝いています。
ホオジロが鳴き始めました。
魚道に群れている鯉が産卵の儀式を行っています。
魚たちの寿命は短いです。
和歌山市育ちのコウノトリ(J0057)は豊岡方面にいるようです。
今日は彼が京丹後市の巣塔で生まれてから4回目の誕生日です。
(2016/05/24 和歌山市)





















  

Posted by wakayamastork2 at 10:06コウノトリ和歌山

2016年05月23日

夏草の、・・・


夏草の、いつ道をまちがへた」山頭火

早朝の紀ノ川の上には暑くなりそうな空が広がっていました。
今朝は久しぶりに鳴滝川河口から紀ノ川下流へ向かいました。
このあたりは公園やスポーツ広場などもあり、
上流よりは多くの散歩の人たちに出会います。
ただ鳥達は少なく、少し寂しい早朝散歩です。
南海鉄橋の上を通勤列車が行き交っています。
ここでもヒバリは元気です。
和歌山市育ちのコウノトリ(J0057)の昨日の消息はわかりません。
(2016/05/23 和歌山市)







  

Posted by wakayamastork2 at 09:21コウノトリ和歌山

2016年05月22日

・・・雲雀の巣の匂い


てのひらの匂い雲雀の巣の匂い」坪内稔典

紅いお日さまが紀の川大堰の上に昇ってきました。
紀ノ川はヒバリの声で溢れていました。
【動画あり】
ホオジロ、セッカも可愛い姿を見せてくれました。
和歌山市育ちのコウノトリ(J0057)は豊岡市で元気に過ごしています。
コウノトリ湿地ネット(http://wac-s.net/modules/hachi560/details.php?bid=3831)
写真も掲載されています。
(2016/05/22 和歌山市)


















  

Posted by wakayamastork2 at 07:58コウノトリ和歌山