2016年05月26日

つばくらの・・・


つばくらの反転の意を読めざりき」大橋敦子

厚い雲が蓋のように紀ノ川の上に被っています。
細かな雨が降っています。
水面スレスレにツバメが飛んでいます。
スピードが速く、なかなかピントがあってくれません。
今年は去年に比べてこの辺りではツバメをよく見かけます。
今月号の『野鳥』誌に2013年から2015年にかけて実施された
「ツバメ全国調査」の結果が載っています。
それによりますと三大都市のみならず地方都市でも
ツバメの巣立ちヒナの数が減ってきたそうです。
「きれい好き」の都市化の波がこんなところにも影響を及ぼしています。
『益鳥』の代表であるツバメが私達の生活環境から消えていくのは悲しいことです。
「幸せを招く鳥」と言えばコウノトリもそうですが、
和歌山市育ちのJ0057の消息は依然としてわかりません。
おそらく生まれ故郷周辺にいるのではないでしょうか。
(2016/05/26 和歌山市)







  

Posted by wakayamastork2 at 08:06コウノトリ和歌山