2015年11月13日
コウノトリ(J0057)情報

今朝も紀ノ川詣ででした。
昨夜暗くなるまでコウノトリ「和歌山コウちゃん」・J0057がいた
紀ノ川中流域の中洲に出かけました。
天気予報通り下り坂の東の空が薄紅く染まるなか、
コウノトリはサギたちに交じって浅瀬にたたずんでいました。
午前6時15分、ほかの鳥たちが一斉に東に向かって飛び立ちました。
それを見送るコウノトリ。
飛び立った鳥たちをカメラで追いかけます。
そして元の浅瀬を振り返るとコウノトリはもう居ませんでした。
見失いました。
サギたちの乱舞が続く中、帰路に着きました。
別の場所から見ていた観察仲間が、
近くの鉄塔に留まったコウノトリを撮影したことを後で知りました。
ともあれこの中州と近くの鉄塔を第三(?)の塒にしているのは間違いなさそうです。
10日前には一緒にいたメスのJ0050は見当たりません。
(2015/11/13 紀ノ川)








2015年11月12日
コウノトリ(J0057)情報

今朝出会えなかったコウノトリ(J0057)が、
昨夕いた紀ノ川の中洲に居ると聞き飛んで行ってきました。
気持ちのいい青空の下、「和歌山コウちゃん」J0057は
浅瀬で水浴びの真っ最中でした。
周りにいるサギたちもその迫力に驚いている様子です。
気持ちよさそうに水浴びしている姿を見ていると
こちらも晴々としてきます。
ひとしきり身体をきれいにしたあと陸に上がり、
大きな羽ばたきを何度も繰り返していました。
濡れた翼もすぐに乾きそうです。
【動画】
さて今夜は船所の塒に帰ってくるでしょうか?
(2015/11/12 PM2:04~2:12 紀ノ川)











タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2015年11月12日
舞ひ上がる白鷺・・・

「舞ひ上がる白鷺吉を運ぶらむ」亀ヶ谷照子
昨日の夕方久しぶりに姿を見かけたコウノトリ(J0057)を探して
紀ノ川の同じ中州に出かけました。
午前6時になって東の空がやっと明るみ始めました。
先発隊が飛び立ちましたがコウノトリではありません。
薄っすらと見え始めた中州のシラサギの群れの中にも見当たりません。
やはり別の場所に塒を見つけたようです。
午前6時40分をまわってやっと「紀州富士」龍門山の右手の方から朝日が昇ってきました。
カワウの群れが飛んできます。
シラサギたちが一斉に活動を開始しました。
コウノトリ(J0057)は今夜は船所の塒に戻ってくるでしょうか。
そしてJ0050の消息は?
(2015/11/12 AM5:49~6:52 紀ノ川)


















2015年11月11日
コウノトリ(J0057)情報

紀ノ川の中洲にコウノトリがいるとの連絡を受けて飛んでいきました。
サギの群れの中に確かに大きな鳥がいました。
距離が離れているために鮮明には撮れませんでしたが、何とか足環を撮りました。
確認すると間違いなく「和歌山コウちゃん」J0057です。
今月2日の早朝、和歌山市船所の塒から東へ飛び去ってから10日ぶりの姿です。
その時にいっしょに居たと思われるメスのJ0050の姿はありません。
間もなく日が暮れようとする中、盛んにサギを追い掛け回しています。
自分が上手く魚を捕れないためにあせっているのでしょうか。
周辺の住宅から午後5時のチャイムが鳴っても一向に飛ぶ気配がありません。
一報を知った観察仲間が船所の塒で待っていますが西へ向かって飛ぶのでしょうか。
じっと待っているうちにとうとう真っ暗になりました。
観察をあきらめました。
どうやらサギと一緒に中州にいるか、近くの電柱に留まりそうです。
船所の塒まで6kmの距離です。
明日は久しぶりにいつもの場所で「和歌山コウちゃん」が見られそうです。
(2015/11/11 PM4:46~5:28 紀ノ川)











2015年11月11日
・・・小春哉

「畑の木に鳥籠かけし小春哉」子規
今朝は紀ノ川大堰の上流でカモ達の寝起きをじっくり観察しました。
もうすぐ日が昇りそうな頃、ユラユラと水面に浮かんでいるカモは
まだ頭を羽の中に隠したまま寝ています。
護岸のカモたちは動き出しました。
羽繕いを始める者、水面をじっと見つめる者、
それでもまだ熟睡中の者などいろいろ個性が違い、
なかなか面白い「鴨さん」たちの夜明けでした。
イソシギやモズ、オオバンたちも久しぶりの朝陽に輝いていました。
コウノトリ(J0057&J0050)の消息はまだわかりません。
(2015/11/11 和歌山市)

























2015年11月10日
2015年11月09日
・・・朝空放たれし

「星消えて鶴に朝空放たれし」進菁亀
日の出の時刻も遅くなりました。
まして今朝のような小雨交じりの天候では
紀ノ川の夜明けもさらに遅くなります。
午前6時半近くになってやっと鳥たちも動き出しました。
水鳥たちの季節です。
コウノトリ(J0057&J0050)はまだ帰ってきません。
(2015/11/09 和歌山市)









2015年11月08日
・・・今朝の冬

「かはり来し雀の声や今朝の冬」石鼎
暖かな雨の立冬です。
夜明け前、まだ雨が降らないうちにと紀ノ川へ出かけました。
しばらくすると西の方から厚い雲が流れてきました。
あわてて引き返します。
ホオジロを眺めながら鳴滝川河口まで戻ってくるとヒドリガモの群れに出会いました。
なにやら大きな声で言い合っています。
雨を楽しんでいるようなセキレイが見送ってくれました。
コウノトリ(J0057&J0050)の消息はまだわかりません。
(2015/11/08 和歌山市)
















2015年11月07日
紀ノ川の夜明け

天気予報はこれから下り坂です。
こんな時はきれいな朝焼けが観られます。
午前6時10分、紀ノ川対岸の浅瀬からトリの群れが飛び立ちました。
雲が西から厚くなってきました。
コウノトリ(J0057&J0050)の消息はわかりません。
(2015/11/07 和歌山市)







2015年11月06日
・・・しばしのわたりどり

「日にかかる雲やしばしのわたりどり」芭蕉
暖かで穏やかな朝でした。
今朝も日の出前の紀ノ川に出かけました。
午前6時前、遠く東に見える紀州富士の稜線も薄紅く染まってきました。
水鳥たちが一斉に飛び立ちます。
静寂を破る羽ばたきです。
二羽のコウノトリ「和歌山コウちゃん」J0057とJ0050の姿はありません。
目撃情報もありませんがJ0057の生まれた京丹後市は
今コウノトリラッシュのようです。
毎日その群れの中に混じっていないか調べていますが居ません。
去年は11月12日に帰ってきています。
それを期待しながら紀ノ川詣でを続けることにします。
(2015/11/06 和歌山市)


















