2015年11月18日
コウノトリ(J0057&J0050)情報

昨日およそ3週間ぶりにツーショットを見ることができたコウノトリ(J0057&J0050)に会いに
紀ノ川中流域の中洲に行きました。
本来なら間もなく日の出を迎えようとする時刻ですが、
天気予報通り厚い雲が空一面を覆っています。
その影響でまだ薄暗い川面を眼を凝らして見つめます。
居ました!
正面の中洲の淵に並んで立っています。
昨日は暗くてハッキリと確認できなかったJ0050の足環を何とか撮ろうとしますが、
彼女は淵の向こうを脚を隠して移動します。
それでも撮った何枚かのうちに比較的ハッキリしたものがあり、
間違いなくJ0050です。
午前6時半を過ぎてやっと辺りがハッキリし始めました。
そして6時34分、西からやってきたサギの群れに合わせるように二羽は飛び立ちました。
一旦下流の方角へ行ってから北へ方向を変えます。
そして紀ノ川を越え、一羽は直近の高圧鉄塔の上に留まり、
一羽はそれをかすめるように北へ消えました。
鉄塔に留まったのはどうやらJ0050のようです。
彼女はしばらく鉄塔に留まっていましたが午前6時38分、
J0057の後を追うように北へ飛んでいきました。
紀ノ川上流を目指したのではないでしょうか。
今朝はすでにナベヅルの姿はありませんでしたが、
コウノトリのカップルはこの広々とした中州で一晩過ごしたのではないでしょうか。
それほど安心できる場所なのでしょう。
改めてこの中州周辺の重要性を認識しました。
(2015/11/18 AM6:05~7:00 紀ノ川

























