2016年11月21日

南海電車を見送るコウノトリ


今月6日の午後から姿を見ていなかったコウノトリのペア(J0057&J0050)に
二週間ぶりに出会えました。
ちょうど一週間前から和泉山脈を挟んで和歌山市の北側に位置する
大阪府泉南郡岬町淡輪で目撃されていましたが、
今日まで確認に行く機会がありませんでした。
午前5時半に和歌山市を出発し、およそ半時間で到着しました。
他府県とは言え、文字通り「お隣通し」の近さです。
夜明け前の曇り空とあって見通しは利きませんでしたが、
すでに観察をされている方々の情報を参考に、
留まっていたという電柱周辺を見廻りました。
しかしどこにも姿はありません。
午前6時31分、餌場となっている宇土墓古墳の堀を眺めていると
突然南の方角から頭の上に二羽の大きな影が現れました。
すると一羽はすぐに姿が見えなくなりましたが
もう一羽は南海電鉄淡輪駅舎の真上の電柱に留まりました。
J0057です。
時刻はちょうど通勤ラッシュです。
何本もの電車が行き交います。
しばし皆さんをお見送りしたあと南に飛びました。
【動画あります】
その先にはJ0050が。
このあと着かず離れず飛んでいた二羽が古墳西側の堀に降りたのは午前8時でした。
本当に久しぶりのツーショットです。
地元の方にお聞きするとこの古墳は堀の修復のために来年3月まで堀の水を抜いているそうです。
ただ今朝の採餌状況を見ていると魚はもうあまりなさそうです。
周辺にはまだたくさんのため池がありますので餌場には困らないかもしれませんが
いつまで「淡輪の住人」でいてくれるでしょうか。
(2016/11/21 AM6:058:09 大阪府泉南郡岬町淡輪)


































  


Posted by wakayamastork2 at 15:05コウノトリ和歌山