2016年12月16日
コウノトリ・J0057情報

午後5時14分、暗闇が迫ってきた南の空からコウノトリ・J0057が
大きな藁束を銜えて和歌山市船所の塒(西の鉄塔)に戻ってきました。
銜えてきたものはすぐに落下しましたが、
コウノトリは惜しそうに下を見つめていました。
この鉄塔に巣材を溜めるには無理があります。
そのお相手、メスのJ0050の消息は依然として不明です。
(2016/12/16 和歌山市船所)





タグ :コウノトリ、和歌山市、J0057
2016年12月16日
コウノトリ・J0057の朝

未明から雨まじりの北北西の風が吹いていました。
風速7mの強風に耐え切れなかったのかコウノトリ・J0057は
日の出前には塒(西の鉄塔)を離れていました。
遠くへは行っていないだろうと探しました。
塒からすぐ南の休耕田に降りていました。
ここは彼が和歌山市に初めて飛来した時からのなじみの場所です。
北風が防げることをよく知っています。
この休耕田も近い将来にはなくなるかもしれません。
今朝はここを飛び立った後は「梅畑」、「学校北の田」、「住宅脇の用水路」と
地域のなじみの場所を転々としました。
私たちも自転車と単車で追いかけます。
今朝は予測通りのコースでした。
しかし休耕田や畑にはまだまだ餌はありません。
春までの辛抱です。
今朝の朝食場所は団地側の用水路でした。
昨日格闘した結果食べなかった獲物が諦め切れなかったようです。
今朝も何度も飲み込もうとしていましたが何とか成功しました。
そして口をすすぐと満足した顔つきで飛び立ちました。
そして近くの小学校に登校してきた子供たちが「コウちゃんや!」と言う声にハッと時刻に気づきました。
今朝は2時間も彼に付き合ってしまいました。
【動画あります】
(2016/12/16 和歌山市)



























(今朝の活動場所)
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