2016年09月21日

秋彼岸・・・



秋彼岸故郷の山へ深呼吸」及川照子

和歌山市にも大雨をもたらした台風は
昨日のうちに過ぎ去ってくれました。
各地に爪痕を残していったようですが、
みなさんのところはいかがでしたでしょうか。
自然の脅威にはただじっと潜んでいるしかありません。
夜明け前、台風一過の紀ノ川に出かけました。
遠くの紀伊山地の山並みにはまだ白い雲が覆っています。
紀ノ川は濁流が渦巻いています。
轟音が響く紀の川大堰からは長さ10mほどもあると思われる
幹だけになった木が何本も流れてきます。
それでも水門はまだ全開ではありません。
大台ケ原に降った雨がここまで来るにはまだしばらくかかりそうです。
水門の上流に廻ると大量のゴミが引っ掛かっていました。
全長136㎞、1,750㎢の流域から流れ込んできた大量の木々です。
いつもの浅瀬がなくなったアオサギが普段はめったに留まらない橋のアーチに留まりました。
隣のカワウが驚いています。
そして濁流の中に獲物をみつけられるのでしょうか、トビが盛んに急降下していきます。
(2016/09/21 紀ノ川)

























  

Posted by wakayamastork2 at 11:39和歌山