2016年02月28日

コウノトリ(J0057)情報


和歌山市定住のコウノトリ(J0057)は
夜明けとともに船所の塒を離れたのち、
近くの用水路でたくさんの魚を食べて西へ飛びました。
そして和歌山市西部のため池で休んでいるのを観察仲間が確認しました。
これまでこのため池に立ち寄るときは和泉山脈を越えて北上することが多く、
今日もきちんと帰ってくるか心配されていました。
私も少し早く鉄塔の観察をしようと出かけました。
そしてひとまず紀ノ川から夕陽を見ようと河原に降りました。
夕暮れは朝とまた違った趣があります。
いろんな鳥たちに会ったあと塒の近くの堤防へ。
ほかの観察仲間とコウノトリの帰りを待ちます。
夕陽もすっかり西の空から消えた午後6時すぎ、
薄あかね色の空に大きな鳥のシルエットが見えました。
そのまま東の鉄塔に向かっていきます。
そして午後6時9分、無事に鉄塔に留まりました。
(2016/02/28 和歌山市)













  


Posted by wakayamastork2 at 19:09コウノトリ和歌山

2016年02月28日

コウノトリ(J0057)情報


鳥の羽を見れば行なりはるの水」暁台

今朝はコウノトリが「水鳥」であったことを再認識しました。
「春の水」なんでしょうか。
あまりきれいではない住宅街を流れる用水路の中で
満腹になるほどの朝食風景を見せてくれました。
午前6時20分に塒の東の鉄塔を飛び立ったコウノトリ(J0057)は
まっすぐ西へ飛んでいきました。
観察仲間がそろって後を追いかけると昨日と同じ団地側の用水路に降りました。
しかし最初に降りた場所には魚はあまりなかったようで、
散歩の犬が近づいてきたのをきっかけに道路に飛び上がりました。
それからおよそ100メートルほどの距離をゆっくりと歩きながら東に向かいました。
時々ガードレールの上下から水路へ降りようとするのですができません。
結局ガードレールの切れたところまで行くと、
これまたゆっくりと下へ降りました。
なんとものどかな日曜朝の団地風景です。
そして橋の下の深みに行くと翼が濡れるほど長い首を水中に突き刺していきます。
見ていると面白いように捕れます。
中には大物も混じっています。
用水路へ降りてからおよそ50分、満腹したのでしょう。
橋の下から私たちの観ている方向へ飛び上がってきました。
そして近くの電柱に留まりました。
そこで濡れた全身を丁寧に乾かしていました。
「水鳥の春」を感じた日曜の夜明けでした。
(2016/02/28 AM6:11~7:44 和歌山市)




























  


Posted by wakayamastork2 at 12:45コウノトリ和歌山