2016年11月03日
2016年10月25日
団栗の・・・

「団栗の寝ん寝んころりころりかな」一茶
コウノトリ・J0057はJ0050(?)と一緒に紀ノ川上流に行ったようです。
昨日、午前10時過ぎに二羽でいるところを目撃されてから
楠見地区周辺には戻ってきていません。
(2016/10/25 BURFORD)








2016年10月09日
秋雨や・・・

「秋雨や俵編む日の藁一駄」碧梧桐
未明のうちに南風が北風に変わりました。
冷たい雨が降る夜明けです。
昨夜、コウノトリ・J0057は和歌山市船所の塒(西の鉄塔)に戻ってきませんでした。
昨日は夜明けに飛び出した後の行動は全く不明です。
一緒に来ていたはずのJ0050の行方もわかっていません。
静かな楠見地区です。
翻って京丹後市久美浜は大賑わいのようです。
この賑やかさを知って二羽とも故郷に帰ったのでしょうか。
『コウノトリ・久美浜日記』をご覧ください。
(2016/10/09 BURFORD)









2016年10月05日
台風の空の・・・

「台風の空のつづきでありにけり」稲畑汀子
台風18号の行方が気になる夜明けです。
幸い和歌山市への直接的な影響は少なそうですが、
進行方面にはコウノトリの定住地がたくさんあります。
J0057が和歌山市に居るときにも何度か台風襲来に遭遇しました。
とても傘がさせないような強風になっても高圧鉄塔の上で耐えている姿を見て、
観察する私たちはたいへん心配しましたが、
もう駄目だという頃にはちゃんと風があまりあたらない近くの畑に避難していました。
そのJ0057は今年5月5日に和歌山市を離れてから今日で丸5ヵ月となりました。
昨日も元気な姿が京丹後市久美浜で見られています。
『コウノトリ・久美浜日記』をご覧ください。
(2016/10/05 BURFORD)










2016年10月02日
2016年09月28日
・・・秋の声

「確かなる蓑虫庵の秋の声」稲岡長
深夜の雷雨には驚かされました。
今朝も蒸し暑い朝です。
季節が逆戻りしたようです。
塀に身体を固定した幼虫はいよいよ蛹の色に変わってきました。
近くには餌になるような木はありません。
羽化してからが一苦労でしょうね。
『コウノトリ:久美浜日記』に素晴らしいレポートがアップされています。
9羽のコウノトリの水浴びです。
この中に「和歌山コウちゃん」がいたかどうかは未確認です。
観察するMさんの興奮度が伝わってくるきれいな写真です。
(2016/09/28 BURFORD)









2016年09月20日
づぶ濡れて・・・

「づぶ濡れて野分の雀われ覗く」多佳子
台風16号が近畿の南を通過しています。
進路にあたる地域が心配ですが、
和歌山市も午後から暴風雨圏に入るという予報です。
朝一番はまだ空もうっすらと明るさを見せていました。
こんな時、野生の動物たちはいち早く安全な場所に避難しますが、
コウノトリもそうしていることを願います。
和歌山所縁のコウノトリ・J0057は昨日も生まれ故郷の京丹後市で
元気な姿が観られています。
今年生まれた幼鳥たちと一緒だったそうです。
『気ままな久美浜写真日記』をご覧ください。
(2016/09/20 BURFORD)








2016年09月18日
秋雨や・・・

「秋雨や身をちぢめたる傘のした」虚子
台風の動きがなんとも不気味です。
和歌山市も未明から強い雨が降っています。
コウノトリ・J0057のいる丹後地方も要注意ですが、
和歌山市で台風に遭遇した時には電柱を降り、
風の弱まる畑に退避していたことを思い出します。
そのJ0057は昨日も久美浜湾の兜山を眺める元気な姿が
観られました。
『気ままな久美浜写真日記』をご覧ください。
(2016/09/18 BURFORD)




2016年09月16日
新涼や・・・

「新涼や仏にともし奉る」高浜虚子
ひんやりと秋の訪れを感じる夜明けでした。
昨夜の朧月が余韻として残るような曇り空です。
和歌山市所縁のコウノトリ・J0057は昨日も元気で生まれ故郷の京丹後市で過ごしていました。
刈田で餌を探している姿がもう懐かしく感じるほどになってきました。
どんな餌を食べているのでしょうか。
メスのJ0050の元気な姿も見られました。
『気ままな久美浜写真日記』をご覧ください。
Mさんいつもありがとうございます。
(2016/09/16 BURFORD)













