2015年10月17日
・・・秋晴ありにけり

「水音の中に秋晴ありにけり」稲畑汀子
コウノトリ(J0057)のいない夜明けは紀ノ川です。
いつもの景色ですが季節の移り変わりは肌で感じることができます。
お日様が顔を出すころには盛んに魚が跳ねはじめます。
自分の身長の何倍もの高さにジャンプしています。
それを狙ってミサゴが上空を旋回します。
突然向こうの川岸近くの水面に水しぶきが上がりました。
ミサゴのダイブです。
しばらく水中でバタついていましたが飛び上がりました。
足にはしっかり大きな獲物がぶら下がっています。
東の太陽の方へ飛んでいき、小さくなりました。
すると突然目の前に大きな鳥の影が現れました。
別のミサゴのようです。
両足でしっかり大物を捕まえています。
ヒヨドリの鳴声を聞きながら帰りました。
(2015/10/17 和歌山市)




















