2015年09月13日
新涼や・・・

「新涼や紫苑をしのぐ草の丈」杉田久女
昨夜和歌山市船所の塒に戻ってこなかったコウノトリ(J0057)を探して紀ノ川周辺を歩きました。
どんよりとした雲が空を覆っていますが、
まだ昇ってこない朝日がその雲を彩ります。
紀ノ川支流の鳴滝川の土手には色とりどりの草花が咲いていました。
こんなにゆっくり地面を眺めるのはコウノトリがいない時だけです。
先日の大雨の水でしょうか、紀ノ川大堰からは勢いよく放流されています。
このあたりの「住人」たちがいつもの朝を迎えていました。
途中、観察仲間に出会いました。
「今度帰ってくるときは仲間も一緒かもしれないね」と言って別れました。
日曜の静かな朝です。
(2015/09/13 和歌山市)


























