2015年10月11日

・・・ぬかごかな


きくの露落て拾へばぬかごかな」芭蕉

コウノトリの観察を始めてから改めて他の鳥たちのすばらしさを感じることができるようになりました。
一昨日紀ノ川河原で出会った見慣れない小鳥を調べると、
これから南方へ渡っていくノビタキであることがわかりました。
そこで今朝もまだいるかな思って夜明けの紀ノ川に出かけました。
途中、イソヒヨドリ、ホオジロに出会いながら紀の川大堰のほうに歩いていくと、
草の天辺に小さな姿が見えました。
メスのノビタキです。
こんな小さな身体でこれからフィリピンまで飛んでいくのかと思うと、
思わず頑張れよと声をかけたくなりました。
夏から晩秋にかけては渡りの季節です。
この夏もツバメの大群が紀ノ川河原から南方へ飛び立っていきました。
すばらしい鳥たちといえば、コウノトリ(J0057)の行方は依然としてわかりません。
こんな時は11月にかけて忙しくなるような予感がしますが・・・
(2015/10/11 和歌山市)















  

Posted by wakayamastork2 at 10:19コウノトリ和歌山